第60回年次大会 領域5(イオン結晶・光物性)インフォーマルミーティング
議 事 録

 

2005 3 25 日、 17:3018:15 東京理科大学 XP会場

領域代表   20041020059月 相原 正樹 先生 (奈良先端大)

副領域代表 2004年1020059 末元 徹   先生 (東大物性研)

世話人  200405200504月 萱沼洋輔(阪府大工),岸田英夫(東大新領域)

     200411月〜2005年10月 田中章順(神戸大工),安食博志 (阪大基礎工)

     200505月〜2006年04 谷俊朗(東京農工大),齋藤伸吾(情通研関西)

 

1 プログラム編成(件数など)について報告が行われた.
      全日程3部屋が確保された.

      シンポジウム2件(主催1,共催1) 招待講演4件(主催4)

      今回のポスター発表の割合は32.6%であり,望ましい水準(30-35%)に達している.

ポスターセッションを始めた当時は申込件数が少なく,参加者を増やすために学会初日の朝にポスターセッションを置かないとの合意があった.しかし,今回のポスターセッションは初日の朝にあり,複数の元世話人から問い合わせがあった.この件に関して,ポスターセッションの日時はプログラム編成会議の前からすでに学会側から指定されていて,選択の余地がなかったことが世話人の岸田先生から報告された.

 

(頂いたご意見)

         不公平がないように次のプログラム委員会で相原先生から注意していただく.

         誤解している方がいるかもしれないので,メーリングリストで経緯を伝える.


ホームページからのプログラム検索について次の問題が指摘された.

 1.ポスターのプログラムを検索する場合,領域4からしか検索できない.

 2.一般講演で領域1を検索すると,領域10なども検索にかかってしまう.

これらの点について,物理学会から業者に改善を求めていただくように提案する.

2 キーワードについて

プログラム編成に関して世話人からのお願いがあった.
「キーワードは,必ず書いてください(できるだけ2つ書いてください).また,第1キーワードは特に慎重に選んでください.今回も記入漏れ,誤記入が複数ありました.」


3 英語(合同)セッションについて

今回,領域5からの英語セッションへの申し込みは2件に止まった.また,他の領域との合同セッションを依頼したが,結局,光電子分光のセッションの直後に英語の講演を置いた.2004年春からの英語セッションへの申込件数は6件,4件,2件と減少し続けている.対策として,招待講演は英語で発表していただくことを積極的にお願いする(少なくともOHPは必ず英語で書く)ことが,承認された.


(頂いたご意見)

         英語セッションに積極的に応募してほしい.

        英語セッションの目的は海外の研究者に向けて研究成果を発信することであるが,今回の発表では聴衆がすべて日本人だったように感じられた.
        地道にアピールして海外の研究者の聴衆を増やす.

        OHPやプロジェクターだけでも英語で書くべきではないか?
        英語セッションで発表しても,同じ分野の研究者がいない可能性が高い.そのことが英語セッションに申し込む妨げになっているのではないか?

 プロジェクター使用(一般講演)について
これまでのインフォーマルミーティングでは,一般講演で液晶プロジェクターの使用が可能な場合、接続は各自の責任において行う旨,確認されている.今回は、東京理科大学のご好意により,全会場にて使用可能になった.切り替え器(2ch)については学会側が準備(購入)した.今回は,テストケースとして講演者には
         午前午後各前半のセッション前に接続テストを行うこと
         接続がうまく行かない場合に備え、USBメモリーにデータを入れてくること
         次の講演者の接続を手伝うこと,本番で接続がうまく行かない場合は,前の講演者にパソコンを借用すること
などを事前にメールにて連絡をした.また,接続テスト時の混乱を解決するために,各前半セッションの座長に15分ほど早く到着頂き,問題発生時の“交通整理役”を依頼した.なお,プロジェクターのメリットが生かせないので,プロジェクター使用者にOHPの準備は強制しなかった.次回以降のプロジェクターの使用はケース・バイ・ケースであるが,プロジェクターが使用可能な場合,基本的にはこの方針を続けることが合意された.

(頂いたご意見)

         プロジェクターへの接続に問題があり,OHPで発表した講演者もいたが,時間的なロスはほとんどなかった.

        2割程度の方がOHPで講演されていたが,プログラム全体の流れに問題はなかった.

 シンポジウム、招待講演の提案、推薦、選考について
      次回2005年秋季大会(9/19-9/22同志社大学),招待講演・シンポジウム企画申し込み
  4月11日〜4月30日(詳細は学会誌3月号 p238)

    領域5 事前締め切り 4月15日(金) 

    シンポジウムは,現在のところまだ提案されていない.
    本学会終了後,シンポジウムと招待講演の推薦の依頼を相原先生から座長と領域5のメーリングリストに送っていただく



6.次期領域副代表(2005年10月から2006年9月)について

相原先生と末元先生から,次期領域5副代表として菅滋正先生(阪大基礎工)が推薦され,承認された.


7.次期世話人(2005年11月〜2006年10月)について

次期世話人として、以下の方々が推薦され,承認された.
島田賢也先生(広島大学放射光科学)       放射光物性(実験)
富田憲一先生(物質構造科学研究所)       強相関系光物性(理論)


8.領域5ホームページについて

領域5のホームページについて,以下の連絡があった.
「現在,領域5ホームページ(http://div.jps.or.jp/r5/)を開設しています.世話人からの案内を随時掲載しています.国際会議の案内のページもありますので,掲載希望の場合は世話人までご連絡ください.」

9.メーリングリストについて
領域5のメーリングリストにについて,以下の連絡があった.
「領域5メーリングリスト登録・解除アドレスが変更になっています.詳しくは領域5ホームページをご覧ください.


10.各種連絡事項
IQEC2005(International Conference on Quantum Electronics)の開催について,末元先生から連絡があった.Paper submissionのデッドラインは越えたが,ポスト・デッドラインがあるかもしれないので,注意してください.