2006年秋季大会

領域5(イオン結晶・光物性) インフォーマルミーティング 議事録 

                      200692417:3018:50 千葉大学西千葉キャンパス RA会場

 

領域代表 200510月〜20069月 末元 徹 先生(東大物性研)

                 200610月〜20079 菅 滋正 先生(阪大基礎工)

 

 領域副代表  200510月〜20069 菅 滋正 先生(阪大基礎工)

                           200610月〜20079 那須 奎一郎 先生(物構研PF

 

 世話人 200511200610 島田 賢也広島大放射光セ富田 憲一(山形大理)

       2006520074 高河原 俊秀(京都工繊大)島野 亮 東大院理

                    200611200710 高橋 聡(奈良先端大)組頭 広志(東大

 

1.     世話人の推薦について

過去の世話人リストおよび世話人候補者リストが回覧され、次回以降の世 話人として推薦したい方をリストに記入して頂いた。

 

2. 座長候補者リストの追加、変更

座長候補者リストが回覧され、追加、変更の記入をして頂いた。

 

3. 次期世話人20075月 〜20084月)

世話人、領域代表で議論の結果、次期世話人として以下の方々が推薦され、承認された。

迫田 和彰 先生物材機構) 芦田 昌明 先生(阪大基礎工)

 

4.プログラム編成(件数等)について報告がなされた。

(1) 一般講 演,シンポジウム,特別講演

シンポジウム
4件(共催4件)

招待講演2件(主催1件、共催1件)

企画講演2件(主催2件)

尚、今回からプログラム編成会議の前 に部屋割りがわかるようになったため、学会に依頼し全日程3部屋を確保した旨報告された。

 

(2)  ポスターセッション

2001年秋季大会        ポスター講演50件/全講演申し込み数249件 (20.1%

2002年年会               ポスター講 演64件/全講演申し込み数232件 (27.6%

2002年秋季大会        ポスター講演73件/全講演申し込み数247件 (29.6%

2003年年会               ポスター講 演66件/全講演申し込み数243件 (27.2%

2003年秋季年会      ポスター講演76件/全講演申し込み数277件 (27.4%

2004年年会               ポスター講 演109件/全講演申し込み数318 34.3%

2004年秋季大会     ポスター講演85件/全講演申し込み数264  32.2%

2005年年会                ポスター講演86件/全講演申し込み 数264件 (32.6%

2005年秋季大会       ポスター講演89件/全講演申し込み数273件 (32.6%

2006年年会            ポスター講演80件/全講演申し込み数242  33.1%

2006年秋季大会(今回)  ポスター講演83件/全講演申し込み数244件 (34.0%

 

  一般講演件数、ポスター講演ともに前回とほぼ同数 (若干増加)。ポスターセッションの比率は前回と同比率で、全体として30-35%程度が望ましいと考えられ良好。

 

 

5.キーワード別の申し込み数の推移(カッコ内はポスター件数)

                                            04年春  04年秋        05年春       05年秋        06年春   06年秋

1.  放射光・真空紫外MCD      15(6)       11(7)     15(4)         9(5)        9(5)      12(7)英語2

2.  光電子分光・逆光電子    28(7)英 6  16(7)英4    32(10)英2   31(4)英1     35(7)英4  31(7)英語2

3.  軟X線発光・散乱          10(6)       3(2)       7(4)        12(5)       5(2)       8(4) 英語1

4.  励起子・ポラリトン       21(12)     14(11)     14(9)        15(9)       19(13)     21(13)

5.  非線形光学              12(5)      4(4)       12(4)        4(2)         8(1)      11(4)

6.  超高速現象             19(5)      19(8)      28(10)       26(9)        23(8)     17(4)

7.  格子振動・光散乱         1(0)       0(1)       2(0)         4(2)        2(1)       1(1)

8.  緩和励起               0(0)       2(4)       5(5)         5(4)        2(1)       6(5)

9.  局在中心                  7(3)      1(3)       5(4)         3(1)         4(3)       9(8)

10. 光誘起相転移            22(7)      17(3)      30(8)        25(7)        23(7)     22(3)

11. 誘電体の光制御・光学応答 12(2)       8(1)      8(1)        14(1)        10(2)      9(3)

                                                               →合同8   →合同6

12. 高密度励起現象           14(6)       9(5)      16(5)        13(7)        9(5)    9(1)

13. 表面・薄膜                  4(0)        1(1)      2(0)         1(0)        2(2)    1(0)

14. 微粒子・ナノ結晶            24(11)      10(10)     15(10)      21(13)       21(10)     25(15)

15. 低次元物質               12(6)       6(4)       7(6)        9(5)        7(3)       7(3)

16. 超イオン伝導体          28(0)      19(0)      27(0)       35(4)       29(1)      21(0)

17. 超伝導体・強相関係          11(3)      8(4)       8(3)       13(3)       8(3)        5(1)

18. フォトニック結晶              16(3)     14(1)英1 15(10)     17(2)      16(3)       14(2)

                                                                  →合同6   →合同5

19. 磁性体・磁性半導体        6(2)       1(1)        2(0)       4(1)         2(1)     3(1)  

                                                                  →合同1  →合同1

20. 量子井戸・超格子           1(0)        1(3)       3(1)        2(1)       2(0)     1(0)

                                                                  →合同1

21. 新物質               2(1)         0(1)      0(0)        2(0)        1(0)     0

22. 顕微・近接場分光        13(10)     7(1)       7(1)        3(0)        4(1)        3(1)  

                                                                  →合同2   →合同1

23. 新光源・新分光法         1(1)         4(2)      4(1)       5(4)英1     1(1)        3(0)

24. その他                                                5(0)英語1

 

 

プログラム編成に関して世話人から以下のお願いがなされた。

キーワードは、かならず書いてください(できるだけ2つ書いてください。)第1キーワードは特に慎重に選んでください。今回も記入漏れ、誤記入が複数ありました。外国の方なども含めて、研究室等で周知をお願いしたい。

 

 

6. 合同セッション改廃について

(1)領域4との合同セッ ション(磁性体、磁性半導体、量子井戸、超格子)は今回から廃 止。

尚、今回は経過措置として、領域4との合同セッションを希望する申込があった場合 は、世話人より講演者に確認をとり、領域5のセッションに組んでよいかどうか,領域4に移った方がよいかどうかを確認した。次回以降はこの確認は行わない こととなった。

(2)領域7との合同セッション(光誘起相転移)は次回2007年春季大会から開設。

 

7.次回2007年春期大会(2007. 3. 1821 鹿児島大学)招待講演・シ ンポジウム企画申し込み

シンポジウム、招待講演企画募集要項掲載:会誌10月号

物性領域公募締切:10月末

領域5事前締切: 1016()

20034月より領域5選考委員会を設置し選考を行っている。

招待講演、シンポジウムの提案方法については文末添 付資料をご参照ください。

・ 現時点では領域9からの共 催希望(領域5は副)1件のみ。

・ 座長推薦による企画講演・招待講演について。

同方式が機能しているため、本学会後も、座長を担当された方に領域代表 から電子メールで推薦依頼を送付することとなった。座長メーリングリストは世話人が作成する。

・ シンポジウムの講演タイトルを英文表記とすることについて。

今回は必ずしも徹底されていなかった。次回以降引き続き協力をお願いす る。

あわせて講演概要も英文表記にて作成して頂くこととなった。(別紙1参照)

 

 8. 若手を対象とした物理学会の賞の新設について

2007年の年次大会から開始する若手奨励 賞について、領域代表の末元先生から経緯の説明があり、若手奨励賞に関する領域5の規定と細則が理事会にて承認された旨報告され、今後の予想スケジュール (募集から審査、受賞式、受賞記念講演まで)について説明がなされた。あわせて、公募の文案が提案され、議論がなされた。以下の点を修正することとなっ た。

・公募文(案)中、推薦書類の 送付に関して。

「尚、場合によっては、電子化書類を求めることがある。」を追加する。

・領域5の細則中、審査委員の任期を2年とすることについて。

審査委員が2年毎に一度に全員 入れ替わることを防ぐため、初年度は、4名中2名程度は任期を1年にする。

(頂いたご意見)

・審査から受賞までのスケジュールに関して。

年会が連続する場合にどう対応するのか。年度毎に、例えば2月か3月に決定してはどうか。

・賞の具体的な形態(賞状、受賞盾など)はどうなるのか。→ 学会の方で決定して頂く。

 

9. 座長候補の選出方法の変更について

今回から座長候補の推薦は各セッション1人になったこと、結果として一部の方に集中する事例が生じたことが報告された。次回以降、座長候補となった皆様のご協力を お願いするとともに、世話人においてはプログラム編成の際に、一部の人に集中しないようにすること、若手の方を積極的に推薦するよう配慮することとなっ た。

 

10. メール審議について

機動性を持った領域運営を行うために、年2回のIMに加えてメールによる審議を行う件(前回からの継続審議事項)について、引き続きメールにて議論をお願いすること になった。

 

11. 領域5ホームページ

領域5ホームページについて以下の連絡があった。

現在,領域5 ホームページ(http://div.jps.or.jp/r5/)を開設しています。世話人からの案内を随時掲載しています。国際会議の案内のページも ありますので、掲載希望の場合は世話人までご連絡ください。」

 

12. メーリングリスト

領域5のメーリングリストについて以下の連絡があった。

ion-hikari のMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができません。異動等によりアドレスの変わった方は、登録削除を行い、改めて新アドレスを登録されるこ とをお薦めします。」

 

13. 国際会議、研究会等の連絡

島田賢也先生よりVUVの国際 会議のアナウンスがあり領域5のホームページ該当項に載せて頂くこととなった。

 

14.領域委員会に議題を提案する方法

 

メールにてTO で平田担当理事 (hirata@soken.ac.jp)、CCで物理学会物性担当澁谷氏(shibuya@jps.or.jp)に世話人が送付するので,領域委員会で 議論してほしい旨(理由も含め)を明記の上、資料等を添付し、世話人にご連絡頂きたい.

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別紙1

 

*******シンポジウム・招待講演に関する規程2006924日改定)*************

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(改定箇所)

(1)項目I- (3)中

講演予定者も含む計画案を世話人または領域代表,副 代表に提出する.→講演予定者も含む計画案を領域代表に提出する.

(2)項目I-(4) 中

なお,シンポジウムの講演タイトルは実際の発表言語にかかわらず英文表記とする.

なお,シンポジウムの講演タイトル及び概要は実際の 発表言語にかかわらず英文表記とする.

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シンポジウム・招待講演の公募について

 

T.シンポジ ウム提案方法:

(1)提案者は提案原案をメーリングリストion-hikariで公開し,議論を行う.ただし,この段階では講演予定者の氏名は公開しない.
(2)提案者はIMにおいてプロジェクターなどを使って直接提案することもできる.(この場合も(1)の方法で提案を公開する)
(3)提案者は,学会のWEB登録締め切りより前(2週間程度)に設定した領域内締め切までに,講演予定者も含む計画案を領域代表に提出する.採否は選考委員会で議を経て決定するが,この際計画の変更を求めることがあるので,この段階で講演者に内諾をとる必要はない.
(4)決定後,講演者を確定し,提案者が学会のweb登録を行う.なお,シンポジウムの講演タイトル及び概要は実際の発表言語にかかわらず英文表記とする.
(注釈)
●ion-hikariとIMにおける提案で固有名詞を公開しないのは,選考委員会で講演者の変更や講演数調整などを行う可能性があるからである.ただしIMの議論で必要に応じて口頭で固有名詞を出す事は妨げない.
●IMに出席できなかった人のために,(2)の場合もion-hikariでの公開を求めることにした.

 

領域5招待講演選考についての取り決め

以下の2つの方法により推薦を集める。なお、この2 つの方法による推薦は基本的に同列に扱われ、領域5選考委員会(補足3を参考のこと)にて区別することなくまとめて審議される。

1.公募型:広く一般に招待講演の推薦を募集する。

2.座長推薦型:前回の物理学会にて領域5座長を勤 めた方々から招待講演にふさわしいと思われる講演を推薦して頂く。もし担当セッションにふさわしいと思われる講演がない場合は推薦の必要はない。

3.上記2つの方法に共通する事項:

(1) 提出する書 は必ずしも物理学会に最終的に提出すべき様式に則る 必要はなく、それに準ずるもの(補足1を参考のこと)で構わない。

(2) 推薦された講演が必ずしも最終的な領域5推薦とはな らない可能性があるので、推薦者は被推薦者(講演予定者)にあらかじめ了解を取る必要はない。

(3) 締め切りを従来の領域内締め切り(学会締め切りの2 週間前)よりも数日早めに設定する。

(4) 集まった推薦は領域5選考委員会(以下選考委員会) にて優先順位を付けられる。学会プログラム委員会での採択可能な件数を考慮して3〜4件程度を最終的に推薦する。

(5) 選考委員会後、推薦者は被推薦者の了解を得た上で正 式な提案書を準備し学会に提出する。

補1: 被推薦者の了解をあらかじめ取らない場合、被推薦者 の都合により推薦が辞退される場合があり得る。そのような場合は順位の繰り上げを持って対処する。

補2: 「正式な提案書に準ずるもの」について。特に様式は 定めないが、

1.講演者氏名および所属、 2.仮の講演題目、 3.講演要旨(案)および推薦理由、4.可能であれば関係する出版リストについて記すことにする。

補3:  領域5選 考委員会は、領域代表と世話人代表(1名)に加えて、過去の領域代表、ジャーナル編集委員、学会誌編集委員、世話人経験者他から、領域代表が世話人と協議 し、分野、地域等のバランスを考慮して依頼した3名程度を加え、 5名程度で構成する。