64回年次大会 領域5(イオン結晶・光物性)インフォーマルミーティング資料

200932918:00〜 立教大学 VA会場

 

領域代表    200810月〜2009 9      嶽山正二郎(東大物性研)

領域副代表  200810月〜2009 9      南不二雄(東工大)

役員          2008 5月〜2009 4 三沢和彦(東京農工大)、浅野建一 (阪大理)

200811200910     原田慈久(東大工)、松崎弘幸(東大新領域)

2009520104 石田邦夫東芝研究開発センター)、中暢子(京大理)

 

1.世話人の推薦

過去の世話人リストおよび世話人候補者リストを回覧し、次回以降の世話人として推薦したい人をリストに記入した。

 

2.座長候補者リストの追加、変更

座長候補者リストを回覧し、追加、変更を行った。

 

3. 次期副代表(20091020109)及び次期世話人(200911201010

次期副代表201010月〜20119月の領域代表)として、嶽山領域代表より大阪市大工の中山正昭先生が推薦され、承認された。

 

また、世話人および領域代表の議論の結果、次期世話人として以下の方々が推薦され、承認された。

   藤森伸一(原研)、小川佳宏(東工大)

今回、4名いる世話人のうち1名は、ベテランの先生が含まれることが望ましい、との申し合わせに従うため、数名に打診したところ、多忙を理由に難色を示されてしまった。結果として、30歳代後半から40歳代前半の人材に集中するのが現状である。

 

4.プログラム編成

(1) 一般講演,シンポジウム,特別講演

 会場の都合により、VAVDの2部屋しか確保できなかった。そのため最終日午後までセッション割り当てとなり、ポスターセッションと口頭発表を同時刻に開催せざるをなくなった。従来、3会場パラレルセッションは近い分野の発表が同時刻に重なることが頻繁にあったために一部不評であった。しかし、2会場パラレルでも、今回のように別の問題が発生するので、どちらがよいとも言えない。

 シンポジウムは領域1および領域4との合同計2件、自主企画は領域委員会の段階で内容が詰め切れず、不採択であった。企画講演は2件(内1件は領域10と合同)であった。

 

(2)  ポスターセッション

2002年秋季大会       ポスター講演73件/全講演申し込み数247    29.6%

2003年年会           ポスター講演66件/全講演申し込み数243    27.2%

2003年秋季年会      ポスター講演76件/全講演申し込み数277    27.4%

2004年年会           ポスター講演109件/全講演申し込み数318   34.3%

2004年秋季大会      ポスター講演85件/全講演申し込み数264    32.2%

2005年年会           ポスター講演86件/全講演申し込み数264    32.6%

2005年秋季大会       ポスター講演89件/全講演申し込み数273    32.6%

2006年年会           ポスター講演80件/全講演申し込み数242    33.1%

2006年秋季大会       ポスター講演83件/全講演申し込み数244    34.0%

2007年春季大会       ポスター講演94件/全講演申し込み数255    36.8%)

2007年年会           ポスター講演113件/全講演申し込み数301   37.5%)

2008年春季大会       ポスター講演81件/全講演申し込み数240    33.8%)

2008年秋季大会       ポスター講演99件/全講演申し込み数247    40.1%)

2009年年会(今回)     ポスター講演80件/全講演申し込み数213    37.6%)

 

    一般講演件数、ポスター講演ともに前回より減少し、ポスターセッションの比率が少し多めとなった。口頭発表の勧誘を積極的にした方がよいであろうが、発表の質の問題との兼ね合いがある。

    発表件数が減ったにもかかわらず、セッションキーワードの整理を行わなかったため、各セッションが早めに終わるという中途半端なプログラム編成になってしまった。

最終日午後にセッションを割り当てたため、今後最終日を避けたいためにポスターを希望する申込者が増えるか要注意である。

 

5.キーワード別の申し込み数の推移(カッコ内はポスター件数、Eは英語講演)

 

 

06年秋

07年春

07年秋

08年春

08年秋

09年春

1. 放射光・真空紫外MCD

12(7)E2

(6)

13(4)

4(1)

8(4) E1

5(1)

2. 光電子分光・逆光電子

31(7)E2    

35(8) E3

37(12) E1

25(6) E2

30(8) E2

23(5)

3. 軟X線発光・散乱

8(4)E1

7(3)

7(3)

7(3) E1

10(7)

5(1)

4. 励起子・ポラリトン

21(13)     

17(9)

21(11)

21(11)

19(8)

16(6)

5. 非線形光学

11(4)

6(3)

17(7)

8(5)

9(5)

6(3)

6. 超高速現象

17(4)        

218

20(12)

19(8)

17(5)

18(13)

7. 格子振動・光散乱

1(1)

0

5(2)

0

8(5)

5(3)

8. 緩和励起

6(5)            

7(5)

2(1)

1(0)

2(2)

2(2)

9. 局在中心

9(8)

6(4)

3(1)

3(2)

5(3)

5(3)

10.   光誘起相転移

22(3)  

28(9) E1

32(9) E1

34(7) E2

35(9)

36(14)

11.   誘電体の光制御・光学応答

9(3)            

10(2)

6(0)

5(0)

3(1)

3(1)

12.   高密度励起現象

9(1)       

9(3)

12(7)

10(4)

11(2)

15(4)

13.   表面・薄膜

1(0)                

2(0)

0

3(2)

2(2)

0

14.   微粒子・ナノ結晶  

25(15)              

25(14)

34(19)

20(11)

17(9)

13(4)

15.   低次元物質

21(0)            

20(2)

32(1)

17(0)

6(2)

9(6)

16.   超イオン伝導体

21(0)           

20(2)

32(1)

17(0)

23(2)

18(2)

17.   超伝導体・強相関係

5(1)              

7(4)

2(0)

7(3)

6(4)

4(1)

18.   フォトニック結晶

14(2)            

19(4)

20(7)

17(6)

14(1)

14(5)

19.   磁性体・磁性半導体

3(1)                    

1(0)

4(1)

1(0)

0(0)

1(0)

20.   量子井戸・超格子

1(0)             

2(1)

2(2)

0

2(2)

6(2)

21.   新物質

4(1)                                      

1(0)

1(1)

0

2(2)

1(1)

22.                   顕微・近接場分光

3(1)              

5(2)

9(4)

3(2)

11(8)

5(2)

23.   新光源・新分光法 

3(0)           

2(1)

4(2)

2(1) E1

2(2)

2(0)

24. その他

 

 

 

2(2)

6(6)

1(1)

 

プログラム編成に関して: キーワードは、かならず書くこと、そしてできるだけ2つ書くことについて連絡を徹底する。

 

6.シンポジウム、招待講演、企画講演および論文賞の提案、推薦、選考

次回秋期大会(2009. 9.2528 熊本大学)招待講演・シンポジウム企画申し込み

募集要項掲載:会誌3月号

物性領域公募締切:430

領域5事前締切: 415

 

    領域9の坂本一之氏(千葉大)から領域5、7,9合同シンポジウムの開催提案があり、「有機」「分光」をキーワードとして、「分光学的手法による有機薄膜研究」という主題で合同シンポジウムを行った。

    三沢先生より、領域5での単独提案「固体物性の光位相制御に向けて」があり、分野の進展に応じて時宜をはかりたい旨申し出があった。

    五神先生より、太陽電池を光物性の人間がまじめに議論するシンポジウムがあってもよいのではないかという提案があった。

 

7. 若手賞について (嶽山領域代表より)   

7−1. 領域5の推薦枠 3人に関する御意見、今後に向けて

7−2. 2010年度若手賞について

 

8. レビューセッションに関して (嶽山領域代表より)

 

9. 「世話人」名称変更について (嶽山領域代表より)

    領域5では「領域役員」という名称が候補として採択された。

 

10.領域5ホームページ

現在,領域5ホームページ(http://div.jps.or.jp/r5/)を開設しているが、更新が滞っている。現状では、備忘録としての役割しか担っていない。継続的に管理ができる体制を工夫しないと、機能し辛いと思われる。

Web管理を担当する原田世話人より、更新がうまくできない場合の事務局の支援体制が不十分であるとの指摘があった。嶽山領域代表より、事務局に対応をお願いするよう要請することとなった。

 

11.メーリングリスト

ion-hikariMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができないので、異動等によりアドレスの変わった人には、登録削除を行い、改めて新アドレスを登録するよう周知が促された。所属変更にもかかわらず登録削除の手続きを必要とすることに対して一部で異論も出た。

 

12.各種連絡(学術会議、国際会議など)

三沢世話人より、国内・国際会議の予定についていくつかアナウンスがあった。