2012年秋季大会 領域5(イオン結晶・光物性)インフォーマルミーティング資料

201291912:3013:15 横浜国立大学 HB会場

 

領域代表        2012 4月〜20133  金光義彦(京大化研)

             2013 4月〜20143           腰原伸也(東工大院理工)

 

領域副代表    2012 4月〜20133  腰原伸也(東工大院理工)

            

領域運営委員                                                

             20111020129 小田勝(農工大院工)、中島伸夫(広大院理)

       2012 420133月 貴田徳明(東大院新領域)、飯田琢也(阪府大ナノ科学・材料セ)

       2012 10月〜20139月 早瀬潤子慶應大理工)、高橋学群馬大工

 

1次期領域副代表の推薦および承認、次々期運営委員の推薦および承認

 #201210月より運営委員に就任予定の早瀬氏、高橋氏より挨拶が行われた。 

 #次期領域副代表、次期世話人として以下の方々が推薦され、拍手をもって承認された。

 領域副代表 2013 4月〜20143: 小川 哲生 氏(阪大理)承認

 領域運営委員 20134月〜20143月 小川 直毅 氏(理研)、宮島 顕祐 氏(東理大理)承認

 

2.プログラム編成

 (1) 一般講演,シンポジウム,特別講演

    プログラム編成時に、基本的には2パラレルセッションを心がけたが、初日の午後(ポスター含む)や3日目は3セッションとなった。

    領域5主催のシンポジウム(2件)の重なりは避けられたが、他領域主催(1件)や招待講演(他領域主催)との重なり、一般講演との重なりを避けられなかった。

    シンポジウムは3件(領域51件、領域5,11合同、領域6,1,5,11合同が各1件)、招待講演が1件(領域7,4,5合同)となった。

 

(2)  ポスターセッション

2004年年会                     ポスター講演109件/全講演申し込み数318     34.3%

2004年秋季大会          ポスター講演85件/全講演申し込み数264       32.2%

2005年年会                     ポスター講演86件/全講演申し込み数264       32.6%

2005年秋季大会             ポスター講演89件/全講演申し込み数273       32.6%

2006年年会                     ポスター講演80件/全講演申し込み数242       33.1%

2006年秋季大会             ポスター講演83件/全講演申し込み数244       34.0%

2007年春季大会             ポスター講演94件/全講演申し込み数255       36.8%)

2007年年会                     ポスター講演113件/全講演申し込み数301     37.5%)

2008年年会                     ポスター講演81件/全講演申し込み数240       33.8%)

2008年秋季大会             ポスター講演99件/全講演申し込み数247       40.1%)

2009年年会                     ポスター講演80件/全講演申し込み数213       37.6%)

2009年秋季大会             ポスター講演103件/全講演申し込み数268     38.4%)

2010年年会                     ポスター講演102件/全講演申し込み数273     37.4%)

2010年秋季大会             ポスター講演 81件/全講演申し込み数258      31.4%)

2011年年会*(震災)   ポスター講演件78件/全講演申し込み数件256             30.5%)

2011年秋季大会             ポスター講演件103件/全講演申し込み数件298           34.5%)

2012年年会                     ポスター講演95件/全講演申し込み数241       39.4%)

2012年秋季大会             ポスター講演件82件/全講演申し込み数件226             36.3%)

 

    件数については放射光分野の国際会議との重なりもあり、やや減少。ポスターセッションの比率は「望ましい範囲」と言われる30-35%程度を上回った。

 

3.キーワード別の申し込み数の推移(カッコ内はポスター件数、Eは英語講演)

09年秋

10年春

10年秋

11年春*

11年秋

12年春

12年秋

1.     放射光・真空紫外MCD

5(2)

7(2)E1

6(0)E1

5(1)

12(4)

14(3)E1

9(3)

2.     光電子分光・逆光電子

26(7) E3

23(8)E1

29(7)E3

21(2)E1

26(6)E2

28(9)E2

16(2)E2

3.     線発光・散乱

6(6)

12(6)

9(5)

9(3)

3(2)

8(7)

7(3)

4.     励起子・ポラリトン

22(10)

23(13)

23(10)E1

17(8)

23(8)E1

24(14)

30(15)E1

5.     非線形光学

14(12)

9(4)E1

13(7)

9(3)

14(7)

11(4)

10(7)

6.     超高速現象

26(10)

29(10)E1

28(12)

28(7)

34(10)

25(9)

32(8)E1

7.     格子振動・光散乱

4(2)

1(1)

5(3)

5(4)

4(3)

4(3)

1(0)

8.     緩和励起

1(0)

2(2)

3(1)

2(2)

2(2)

2(1)

2(2)

9.     局在中心

5(4)

4(4)

7(7)

2(2)

5(4)

2(2)

3(3)

10. 誘起相転移

41(8)

38(12)

38(8)E1

43(7)

39(9)

26(3)

32(6)E2

11.誘電体の光制御光学応答

2(0)

6(1)

3(2)

7(4)

8(3)

7(4)

1(1)

12. 高密度励起現象

17(5)

9(3)

9(1)

13(5)E1

12(4)

8(2)

8(1)

13. 表面・薄膜

1(1)

1(1)

1(0)

2(0)

1(1)

4(4)

2(1)

14. 微粒子・ナノ結晶 

19(10)

26(16)E1

21(6)E1

20(9)

27(11)

20(9)

22(11)

15. 低次元物質

10(7)

9(5)

5(2)

7(6)

10(6)

4(3)

6(4)

16. 超イオン伝導体

20(0)

24(0)E1

21(0)E2

26(1)E1

23(1)

18(0)

19(0)

17. 超伝導体・強相関系

2(1)

2(1)

6(1)

1(0)

5(0)

4(1)E1

1(0)

18. フォトニック結晶

17(5) E1

14(3)E1

9(0)

15(4)

22(8)

16(8)

8(4)

19. 磁性体・磁性半導体

4(1)

3(0)

3(1)

3(1)

4(0)

1(1)

3(0)

20. 量子井戸・超格子

0

5(2)

2(2)

2(1)

3(2)

1(1)

1(1)

21. 新物質

3(2)

1(1)

0

1(1)

1(1)

0

1(1)

22. 顕微・近接場分光

10(4)

5(1)

9(3)

11(6)

11(5)

4(2)

6(4)

23. 新光源・新分光法 

7(2) E1

7(3)

5(1)E1

5(0)

5(3)

7(2)

3(2)

24. その他

0

1

3(2)

0

4(2)E1

3(3)

3(3)

 

プログラム編成に関して:キーワードは、かならず書くこと、そしてできるだけ2つ書くことについて連絡を徹底する。今回も無記入が5件もあった。

 #キーワードの記入の徹底に関して領域運営委員より依頼があった。

 

4.シンポジウム・招待講演・企画講演および論文賞の提案、推薦、選考

<シンポジウムに関して>

次回、第68回年次大会(2013326日(火)〜329日(金)広島大学

シンポジウム・招待講演・特別講演・企画講演募集要項掲載:会誌9月号

物性領域公募締め切り:1031()

領域5事前締め切り: 1017()

領域5メーリングリストion-hikariで事前に提案して、議論し、その後、講演予定者も含む計画案を領域代表に領域5事前締め切りまでに提出する。

 

<招待講演、企画講演の領域内公募に関して>

以下の2つの方法により推薦を集めます。なお、この2つの方法による推薦は基本的に同列に扱われ、領域5選考委員会にて区別することなくまとめて審議されます。

(1) 公募型:広く一般に招待講演の推薦を募集する。

(2) 座長推薦型:前回の物理学会で領域5座長を勤めた方々から招待講演にふさわしいと思われる講演を推薦して頂く。

提案方法の詳細については、上記の領域5webを参照してください。

 

・シンポジウム・招待講演・企画講演の提案があれば、まだ詳しくまとまっている必要はありませんので、お知らせください。

 #著者を伏せた上でMLで議論。シンポジウムの提案・講演者の推薦時は領域のページを確認。  

  http://div.jps.or.jp/r5/Categolies/Sympo_koubo.html (金光氏よりコメント)

 #藤原秀紀氏(阪大基礎工)より放射光・真空紫外分光からシンポジウムの提案。

 #金光氏より招待講演の提案。量子ドットのスピン緩和に関する講演、承認。

 

5.若手奨励賞受賞記念講演について

来年度(平成25年度・第69回年次大会@東海大学[湘南キャンパス])の候補者を、来年7月頃までに領域代表人推薦して下さい。

 

6. キーワード修正・合同講演廃止(報告事項)

・キーワード18.「フォトニック結晶」 → 「フォトニック結晶・メタマテリアル・プラズモニクス」

(理由)研究内容の守備範囲を明確にするため。特に、物理学会に参加する機会の少ない研究者にアピールするため。 ML審議にて承認済。報告のみ。

・領域10との合同講演を廃止

(理由)ここ数年、領域10との合同講演申し込み件数が著しく少なく、1セッション設けることができないため。  ML審議にて承認済。報告のみ。

 

 

7.領域5 webページ

領域5 webページ(http://div.jps.or.jp/r5/)に、学会・領域運営委員からの案内を随時掲載しています。研究会・国際会議の案内のページもありますので、掲載希望の場合は領域運営委員(committee_r5@div.jps.or.jp)までご連絡ください。

  

8.メーリングリスト

ion-hikariMLでは、登録しているアドレス以外のメール投稿ができません。異動等によりアドレスの変わった方は、登録削除を行い、改めて新アドレスを登録されることをお薦めします。

 

9.各種連絡(学術会議、国際会議など)

Symposium on Frontier of Terahertz Spectroscopy VI: Recent Advances in THz Time-Domain Spectroscopy,

 筑波大学 総合研究棟B B110公開講義室, 20121025()26()

・第23 光物性研究会, 大阪市立大学(杉本キャンパス)  学術情報総合センター10F,

 2012127日〜8[光物性研究会奨励賞を募集します。]

 

10.  審議事項

・領域名称について

   前回のインフォーマルミーティングで、領域5としては現行の番号表示を名称表示に戻すことには慎重であるべきだとの意見であったが、理事会からは併記も含め、再度検討してほしいとの依頼が戻ってきた。

  #2012/9/14の日本物理学会理事からの通達で領域番号は正式に残すことに決定。「領域5:光物性」

  #領域番号制に関して主に以下のようなコメントや意見があった。

  %他領域との名称の調整は理事会で行う。

  %領域番号は混乱を避けるために残すべき。

  %時代の流れに合わせて名称をフレキシブルに変えることができるように流動性を保つ工夫が必要。

  %他の領域で光関連の研究している人達との連携も考えつつ領域としての意思を明確にする必要がある。

   

次回のインフォーマルミーティングも昼休憩時に開催(金光氏)

 

 

*******シンポジウム・招待講演・企画講演に関する規程2007319日改定)*************

シンポジウム・招待講演・企画講演の公募について

 

I.シンポジウム提案方法:

(1)提案者は提案原案をメーリングリストion-hikariで公開し,議論を行う。ただし,この段階では講演予定者の氏名は公開しない。

(2)提案者はIMにおいてプロジェクターなどを使って直接提案することもできる。(この場合も(1)の方法で提案を公開する)

(3)提案者は,学会のWEB登録締め切りより前(2週間程度)に設定した領域内締め切までに[今回は1017],講演予定者も含む計画案を領域代表に提出する。採否は選考審査委員会の議を経て決定するが,この際計画の変更を求めることがある。

(4)決定後,講演者を確定し,提案者が学会のweb登録[下記参照]を行う。

https://secure1.gakkai-web.net/gakkai/jps/session/index.html

(注釈)

●ion-hikariIMにおける提案で固有名詞を公開しないのは,選考委員会で講演者の変更や講演数調整などを行う可能性があるからである.ただしIMの議論で必要に応じて口頭で固有名詞を出す事は妨げない。

●IMに出席できなかった人のために,(2)の場合もion-hikariでの公開を求めることにした。

 

II. 領域5招待講演選考についての取り決め

以下の2つの方法により推薦を集める。なお、この2つの方法による推薦は基本的に同列に扱われ、領域5選考審査委員会(補足3を参考のこと)にて区別することなくまとめて審議される。

1.公募型:広く一般に招待講演の推薦を募集する。

2.座長推薦型:前回の物理学会にて領域5座長を勤めた方々から招待講演にふさわしいと思われる講演を推薦して頂く。もし担当セッションにふさわしいと思われる講演がない場合は推薦の必要はない。

3.上記2つの方法に共通する事項:

(1)  提出する書 は必ずしも物理学会に最終的に提出すべき様式に則る必要はなく、それに準ずるもの(補足1を参考のこと)で構わない。

(2)  推薦された講演が必ずしも最終的な領域5推薦とはならない可能性があるので、推薦者は被推薦者(講演予定者)にあらかじめ了解を取る必要はない。

(3)  締め切りを従来の領域内締め切り(学会締め切りの2週間前)よりも数日早めに設定する。

(4)  集まった推薦は領域5選考審査委員会(以下選考審査委員会)にて優先順位を付けられる。学会プログラム委員会での採択可能な件数を考慮して3〜4件程度を最終的に推薦する。

(5)  選考審査委員会後、推薦者は被推薦者の了解を得た上で正式な提案書を準備し学会に提出する。

補1:  被推薦者の了解をあらかじめ取らない場合、被推薦者の都合により推薦が辞退される場合があり得る。そのような場合は順位の繰り上げを持って対処する。

補2:  「正式な提案書に準ずるもの」について。特に様式は定めないが、

1.講演者氏名および所属、 2.仮の講演題目、3.講演要旨(案)および推薦理由、4.可能であれば関係する出版リストについて記すことにする。

補3:  領域5選考審査委員会は、領域代表と領域副代表に加えて、過去の領域代表、ジャーナル編集委員、学会誌編集委員、世話人経験者他から、領域代表が領域副代表と協議し、分野、地域等のバランスを考慮して依頼した5名程度を加え、7名程度で構成する。

 

III.企画講演提案法

招待講演に準ずる。