2020年秋季大会 IM議事録
日本物理学会2020年秋季大会 IM(2020/9/9 18:00~19:00, Online)
司会:大間知/議事録:川上
目次
IMオンライン開催に伴う注意事項
- 一般口演セッションと同様に、zoomのチャット機能で質問を受け付けます
- 参加者名簿(チャット欄のURLのリンク)への記入をお願いいたします
領域代表・副代表・運営委員
現在の正副代表と運営委員
領域代表 | 2020年4月~2021年3月 | 木村 昭夫 (広島大) |
領域副代表 | 2020年4月~2021年3月 | 秋山 英文 (東大) |
領域運営委員 | 2019年10月~2020年9月 | 大間知 潤子 (関西学院大)
川上 洋平 (東北大) 藤原 秀紀 (阪大) |
2020年4月~2021年3月 | 岩澤 秀明 (広島大)
岡野 真人 (慶応大) 谷 峻太郎 (東大) |
|
2020年10月~2021年9月 | 安齋 太陽 (大阪府大)
神田 夏輝 (東大) 宮本 辰也 (東大) |
次期副代表と運営委員
次の先生方が推薦され、承認された。
領域代表 | 2020年4月~2021年3月 | 秋山 英文 (東大) |
領域副代表 | 2021年4月~2022年3月 | 木村 真一 (阪大) |
領域運営委員 | 2021年4月~2022年3月 | 鈴木 剛 (東大)
西原 大志 (京大) 宮脇 淳 (QST) |
プログラム編成について
講演申込にあたってのお願い
- キーワードは2つ以上記入してください
- 会場の事情次第では2つ目のキーワードも考慮されます
- 指導されている学生や外国人の方のチェックもお願いします
- (備考)キーワード記載が1つのみ:26/156件 / キーワード記載なし:0/156件
- 講演題目に「」、“”等は不要です
- 登壇日時の希望は原則受け付けておりません
- 学生優秀賞の応募資格は学生のポスター発表者のみです
座長候補者へのお願い
- 特に辞退される場合は迅速な返信をお願いします
申込件数の推移
領域5の申し込み件数の推移
- 継続的に低下しており、コロナ禍を挟んだ今回は最低の156件
- ポスター比率も今回は最低で37/156件(24%)
- 近年は学生賞設置の効果で秋季大会のポスター申し込みが多かったが、今回はコロナ禍の影響で低下した模様
年次大会の講演数(若手奨励賞の上限数の算定基準)
- 若手奨励賞の上限数について
- 過去3年の年次大会の平均占有率から算出しており、第15回の上限数は2名
- 領域5として3名表彰するためにも、積極的な講演申し込みをお願いいたします
(備考1)
年次大会 | 第73回 | 第74回 | 第75回 | 3回平均 |
領域5占有率(%) | 4.17 | 4.10 | 4.64 | 4.31 |
(備考2)
領域5として3名を表彰するためには3回平均の占有率4.84%以上が必要
招待講演・シンポジウム・企画講演
企画講演(若手賞受賞講演)
- 前大会(第75回年次大会)の中止を受けて、受賞講演を今大会の企画講演として実施
合同一般シンポジウム
- 界面におけるエネルギー変換と輸送(領域9主催)
- グラフェン物性科学の新展開(領域7主催)
領域5主催のシンポジウムは0件でした。積極的にご活用ください。
第76回年次大会における申し込み
- 領域5事前〆切:10/29(木)
- 大会Web受付期間:10/13(火)~11/12(木)
- 提案方法:領域ウェブサイトを参照
共催シンポジウム(2018年年次大会から設置)
- 各種研究グループ(コンソーシアム)との共同で開催できる
- 当該研究グループから必要経費として共催費(20万円)の申し受けが必要
- 当該研究グループの成果発表会としての利用が可能(一般シンポジウムでは不可)
- 提案方法は一般シンポジウムと同じ
- 開催上限数は5件/大会
- (参考)https://www.jps.or.jp/activities/meetings/joint_symposium/
領域ホームページ・メーリングリスト
領域5ウェブサイト
- 2020年9月からリニューアルしました
メーリングリスト
- 積極的な活用(登録)をお願いいたします
- アドレス変更の際には旧アドレスの削除(退会)をお願いいたします
報告事項
概要集提出率
- 提出数157/講演者数159で全領域中トップの98.7%
審議事項
学生優秀発表賞について
- 領域5の細則の説明
- 表彰件数は全ポスター講演数の5%と学生賞応募件数の20%が目安
- 今回の表彰予定件数は3件
学生優秀発表賞の表彰件数(今回の予定件数について)
- 倍率(3/12)は少し高すぎないか?価値が下がることを懸念している。
- 口頭発表での応募者を考慮すると(3/27は)それほど高い倍率ではない。コロナ禍の状況で応募してくる意気込みのある学生をエンカレッジしたいという思いもある。
- 3件ありきの審査で良いのか?
- 従来は当日の審査の直後に授賞式が行われるため、授賞件数はあらかじめ決めている(絶対評価か相対評価のどちらにするかという観点では、相対評価になる)。ただし、今回は当日の授賞式ができないために審査の後で議論・検討する時間がある。審査結果も踏まえて総合的に判断する。
- 倍率が高いことについて、今回は特殊事情が重なっていることを明示できるのか?
- IM議事録としてこの場の議論がウェブサイトで公開されるが、具体的な審査方法や基準の詳細は提示されない。
オンライン開催に伴う審査方法
- コメント機能に加えたzoomの利用
- 今回はこの方法で良い(というか仕方ない)
ポスター賞限定の告知
- 応募者の過半数が口頭発表者だった
- 地道に周知していくしかない
口頭発表を対象とするかどうか
- 今回の経験を踏まえ、次回(第76回年次大会)のIMで議論して決める
——–検討材料————————————————————————
- 口頭(も含める場合)の狙い
- オンライン大会だと良い仕事が口頭発表に偏る可能性があるので、口頭も含めたい
- ポスター限定のメリット
- 領域9での議論(ポスター限定)
- 口頭発表では時間が短すぎて本人の寄与率がわかり難い
- ポスター講演で十分時間を取って、本人としっかり議論したい
- 特に放射光や光電子分光の分野は多様な領域で発表するので、日程的に審査が困難
- 領域4の実情(口頭発表も対象)
- 運営側(運営委員と審査員)の準備がかなり大変。
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学会のオンライン運営方法(ポスターセッション)
- 議論が十分できる形になっておらず、多くの不満が予想される
- 全領域で同じ悩みを抱えている。経験値の蓄積に伴って、大会主導の事案として良い方向(より議論しやすい形式)に向かっていくはず。
- 領域5の意見として、議論が充実する形式を希望することを大会側に提示する。
- zoomの推奨時間について、4時間待機は長すぎる。たとえば前後半に分割するなど、ポスター講演者同士が議論できるような配慮も必要ではないか?
- zoomの使用も含めてあくまで推奨であり、強制するものではない。推奨時間を利用する場合、待機状況をコメント欄に記載してもらうことを想定している。
- ※IMの後の議論: 今回はこのまま様子を見て次回に活かす
- (備考)ある国際会議の例: 3分間のショートプレゼンに加えてzoomでの質疑応答
その他
- セッションの固定化や縦割りの構造に安心しているのが長年の問題。大事なのは、より魅力的なプログラム編成を目指すこと。そのための取り組みとしてなら、キーワード再編や学生賞の開催方法の検討を継続すべき。
- たとえば、学生賞のためのセッションを別途設けるなど、オンライン開催(に伴う変化)をうまく利用できないか。
- 実務上の問題として、プログラム編成のための時間があまりにも短すぎる(今回の場合は回答期限まで1週間程度)。キーワード再編の検討においては、機械的なプログラム編成が可能なことを重視すべき。
- 半年毎に交代する運営委員で議論を継続するのは現実問題として困難。キーワード改編に向けたワーキンググループを立ち上げることを検討する。
国際会議・研究会の案内
オンライン物性セミナー
公式サイト: https://shinaoka.github.io/online_CMT_seminars/
第76回年次大会の案内
東京大学 (駒場キャンパス) 2021年3月12日(金)~15日(月)
招待・企画講演・シンポジウム領域5内提案締切:10月29日(木)
一般講演受付期間(Web):11月17日(火)〜 12月3日(木)14時
概要原稿提出締切(Web):2021年1月20日(水)14時